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Lステップの回答フォームとは?効果的な使い方から活用事例まで徹底解説

Lステップの回答フォームとは?効果的な使い方から活用事例まで徹底解説

はじめに

Lステップの「回答フォーム」機能は、LINE公式アカウントでアンケートや申込みフォームを作成できる強力なマーケティングツールです。顧客データの自動収集から、パーソナライズされた配信まで、ビジネス成長に欠かせない機能となっています。

本記事では、回答フォームの基本的な使い方から実践的な活用事例、回答率向上のコツまで、重要なポイントを厳選して解説します。

第1章 Lステップ回答フォームの基礎知識

回答フォームとは

回答フォームは、LINE上でアンケートや申込みフォームを作成・配信できる機能です。従来のメールやWebフォームと比べて、日常的に使用されるLINEプラットフォーム上で、よりカジュアルかつ効果的な情報収集が可能になります。

主な特徴:

  • 友だちの回答データを自動収集・保存
  • 回答内容に応じたアクション設定
  • 複数の回答形式に対応
  • セグメント分けによるターゲティング配信

回答形式の種類

テキスト系

  • 記述式(テキストボックス):名前やメールアドレスなどの短文入力
  • 段落(テキストエリア):詳細な意見や要望の長文入力

選択系

  • チェックボックス:複数選択可能
  • ラジオボタン:単一選択のみ
  • プルダウン:選択肢が多い場合に最適

特殊形式

  • 日付選択:カレンダー形式で予約システムに活用
  • ファイル添付:画像や文書の添付が可能
  • 都道府県:専用のプルダウンメニュー

セクション機能の活用

長いアンケートを複数のセクションに分割することで、回答者の心理的負担を軽減できます。「フット・イン・ザ・ドア効果」により、最初の簡単な質問に回答してもらうことで、続く質問への回答率も向上します。

第2章 回答フォームでできること

1. 顧客データの自動収集

回答内容は自動的に友だちのプロフィールに保存され、手動でのデータ入力作業が不要になります。これにより、時間とコストを大幅に削減できます。

2. セグメント分けとターゲティング

収集したデータを基に友だちをグループ分けし、それぞれに最適化されたメッセージを配信できます。

セグメント例:

  • 年齢・性別・居住地域
  • 興味関心・購買意向
  • 予算レンジ・利用頻度

3. 回答連動アクションの自動化

回答内容に応じて以下のアクションを自動実行できます:

  • シナリオメッセージの配信
  • タグの自動付与
  • リッチメニューの動的変更

4.回答期限を設定できる

Lステップの回答フォームでは「◯月◯日◯時まで」と期限を設けることが可能です。
期限があると人は自然と「それまでに回答しなきゃ」という心理が働き、回答率がグッと上がります。締切効果をうまく活用すれば、回答を集めるスピードも早くなり、企画の進行管理もしやすくなります。

5.友だちにテキストで回答してもらえる

選択式の回答だけでは不十分な場面もありますよね。
Lステップの回答フォームは自由入力欄を設けられるため、 本名・メールアドレス・電話番号・具体的な悩みや要望 などを直接聞き出すことができます。

さらに、入力規則を設定すれば「@が含まれていないメールアドレスはエラー表示」といったチェックも自動で行えます。正確な情報が集まるので、後の対応がスムーズです。
ただし記入欄が多すぎると負担に感じる方もいるので、本当に必要な項目に絞るのがコツです。

6.長文テキストもストレスなく表示できる

回答フォームの説明欄には 最大2,000文字 の長文を掲載できます。

通常のLINEメッセージは横幅が狭く、縦長になってスクロールが面倒に感じられることもありますが、回答フォームなら画面全体を使えるため、ストレスなく最後まで読んでもらえます。

セミナー案内やキャンペーン詳細など、しっかり伝えたい内容はフォームにまとめることで、情報の抜け漏れを防ぎ、離脱も減らせます。

7.予約や申込フォームに活用できる

LINE上で予約を取ろうとすると、どうしても個別対応が必要になり手間が増えがちです。
しかしLステップなら回答フォームを 予約・申込みフォーム として設置でき、さらにリッチメニューからワンタップで誘導可能です。

例えば不動産業なら「来店予約」「内見予約」をリッチメニューに配置。カレンダー形式で日付選択もでき、定休日を自動的に除外する設定も可能です。
これにより個別対応の工数が減り、人件費削減にもつながります。

8.友だち追加のきっかけを作れる

「友だち追加してください」だけでは動いてくれない人も多いものです。
そんな時、回答フォームを絡めた仕組みが効果的です。

たとえば、

  • 「アンケートに答えて、あなたにぴったりのダイエット法を診断」
  • 「初回利用の方は、LINEから必要事項の記入をお願いします」

このように “友だちになる理由” を提示すれば、自然と登録のハードルが下がり、友だち追加数を増やすことができます。

✅ 回答期限で「回答率UP」
✅ テキスト入力で「リアルな声を収集」
✅ 長文表示で「情報を確実に伝達」
✅ 予約・申込みで「業務効率化」
✅ 友だち追加の“理由づくり”で「登録者数増加」

Lステップの回答フォームは、ただのアンケート機能ではなく 集客・業務効率化・関係性づくりを同時に叶える万能ツール です。

第3章 回答フォーム活用のコツ 5選

1. セクション機能を活用する

セクション機能を使うと、質問を分割して少しずつ表示できます。
「一気に質問が出てきて疲れる」ことを防ぎ、回答率が大きく向上します。

さらに、回答者は「せっかくここまで答えたから最後までやろう」という心理(コンコルド効果)が働くため、回収率アップに直結します。

2. 回答後のアクションを設定する

回答完了後に何も返さないのはNG。
「回答ありがとうございます!」のテンプレートだけでも安心感が生まれます。

さらに効果的な工夫として:

  • 回答者専用のリッチメニューに切り替え
  • 回答済みタグを自動付与して管理
  • お礼クーポンの自動送付で次の行動を促す

回答はゴールではなく、次の行動につなげるきっかけにしましょう。

3. 回答通知をスマホで受け取る

外出中でも回答をすぐ確認できるのは大きな強みです。
特に「スピード対応=信頼感」に直結する業種では必須機能。

画像引用元:Lステップ 公式ブログ

プランごとの制限は以下の通り:

  • スタート/スタンダード:管理者1名
  • プロ以上:無制限

👉 例えば店舗経営なら、現場スタッフ全員に通知が届くように設定すると安心です。

4. Googleスプレッドシート連携で管理を効率化

プロプラン以上ならGoogleスプレッドシートと自動連携可能。
新しい回答があるたびに自動で追記されるため、分析や社内共有が簡単になります。

  • 顧客情報の一元管理
  • 属性別にグラフ分析
  • 次回施策のデータ活用

スタートプランでもCSVダウンロードは可能ですが、分析や運用効率を考えるならスプレッドシート連携が断然おすすめです。

5. テスト回答を削除して整理

公開前のテスト回答は削除できます。
方法は2パターン:


①回答フォーム詳細画面 → 回答一覧タブから削除

②個人詳細ページ → フォーム回答欄から削除

⚠️注意:スプレッドシート連携後の回答は削除不可。テストは必ず連携前に行いましょう。

第4章 業種別活用事例

◾️お問い合わせフォーム

  • よくある質問を事前に整理
    「料金」「サービス内容」「対応エリア」などのカテゴリを選んでもらうことで、担当者への振り分けが自動化できる。
  • 返信の効率化
    回答内容に応じて、自動でテンプレート返信を送信。一次対応のスピードを大幅に短縮できる。
  • 対応履歴の見える化
    どの問い合わせが誰に対応済みかをチームで共有可能。

◾️無料相談申し込みフォーム

  • ヒアリングの事前実施
    「現在の課題」「興味を持ったきっかけ」「希望する相談内容」を事前に把握できる。
  • 相談スケジュールの自動化
    フォーム送信後にカレンダー予約ページへ誘導し、空き時間から選んでもらうことで調整コストを削減。
  • 成約率の向上
    事前に情報を得た状態で相談を始められるため、当日の商談効率が上がり、クロージングまでスムーズ。

◾️カウンセリングシート

  • 来店前の情報収集
    症状・食の好み・アレルギー・希望する施術内容などを来店前に回答してもらうことで、当日の聞き取り時間を短縮。
  • 顧客体験の最適化
    個別ニーズに合わせたサービス提案が可能になり、顧客満足度の向上につながる。
  • 安全性の確保
    アレルギーや既往歴などを事前把握し、事故リスクを防ぐ。

まとめ

Lステップの回答フォーム機能は、顧客データ収集から個別最適化された配信まで、マーケティングの自動化と効率化を実現する強力なツールです。

成功のポイント:

  • 目的に応じた適切な回答形式の選択
  • 回答者の負担を軽減するセクション分割
  • 魅力的なインセンティブ設計
  • 継続的なPDCAサイクル

まずは小規模なアンケートから始めて、徐々に機能を拡張していくことをお勧めします。顧客との効果的なコミュニケーションを実現し、ビジネス成長を加速させましょう。

今すぐLステップ回答フォームを活用しませんか?

回答フォーム機能を使いこなすことで、顧客理解の深化と売上向上を同時に実現できます。

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